ジョジョ読者のブログ

ジョジョの奇妙な冒険の感想、批評、考察を書いています。

キン肉マンシリーズの概観 正→反→合の弁証法で、テーマやストーリーのつながりを読む

(ほとんどジョジョと関係無い記事になり、すみません。キン肉マンシリーズについて語っている記事です) キン肉マン1~36巻、37巻~現在までのコミックを揃えて読んでいるが、キン肉マン2世については、まだ読んだことが無い。 何となく、「2世もの…

「強さとは何か」 ブルースリーの燃えよドラゴンを観る

お正月休みに、映画「燃えよドラゴン」をはじめて観て、あわせて、手元にあった手塚治虫「マンガの描き方」を読み返し、ゆでたまご「生たまご」を読んだ。 東洋と西洋の違い、肉体と精神の調和みたいなテーマを求めて、アマゾンプライムではじめてレンタルし…

2019年の振り返り

2019年の暮れが押し迫って、今年のマンガ読書を振り返ると、ジョジョリオンはあまり面白くなかった。院長先生とのチェイスが延々と続いていた感じだった。 キン肉マン オメガ編の連載も読んでいるが、最近に読んだ1巻~60巻のインパクトが強い。 手塚…

火の鳥 全巻読了のメモ、手塚治虫と荒木飛呂彦の比較

手塚治虫の「火の鳥」を、黎明編から太陽編まで、ついでに別巻(角川文庫の第14巻。資料集的なもの)をあわせて読んだ。 火の鳥は小学5~6年生のときに読んだことがあり、印象的なコマやシーンが節々にあり、思い返しつつ読んだ。今回 読んで面白かった…

作者の思惑

日曜日の昼間 ゆったりした時間を活用して、キン肉マン王位争奪編(24~36巻)を一気に読み終わった。 王位争奪編は、昔 ジャンプの連載で読んでいたよりも大分面白かった。毎週ごとの連載を読むのではなく、コミックスで一気に通して読んだからだと思う…

評論することのおかしみ

この11月、仕事の合間にお休みを貰ったり、自宅で本を買い込んで読むという生活をしていて、amazonで本を注文して読んだり、紀伊国屋書店やジュンク堂書店を訪ねて本を買い込んだりしたことが随分あった。 10~11月の2か月間で、あたらしく本を買うの…

ゆでたまごと荒木飛呂彦 2人の作家の才能を比較する

キン肉マン 66巻の全巻セットを買ってしまい、少しずつ読んでいる。9巻、10巻 2回目の超人オリンピックが終わって、悪魔超人との戦いが始まるあたりまでを読んだ。10巻 各話の扉に、読者投稿の詩がいくつか載っていて、キン肉マンのやさしさ、強さを…

ジョジョリオン 定助がホリーさんに助けられた話に、ガックリ来た感想

身の回りがバタバタして、慌ただしい日常を過ごしている。去年は父が、今年は母が相次いで病院に入院し、幸い 二人とも無事で退院できる見込みなのだが、お迎えが迫りつつあることを感じる。 XTC Wake upという曲を聴きたいテンションになり、クルマの中でか…

ゆでたまご先生の天才性を語る キン肉マン1~4巻の感想

ドラえもんとクレヨンしんちゃん、ミュージックステーション 金曜夜のTV2時間枠が解体され、ニチアサキッズ(スーパー戦隊からプリキュアまでの90分)が解体されて久しい。世の中の移り変わりを感じる事例だが、息子に聞いたところ、今の子どもはyoutube…

当ブログのアクセス解析、インターネットで記事を書くことの反省

このブログを開設させて頂き、沢山の方がアクセス、記事を読んでいただきありがたいことだと思う。ときどきコメントを頂くことがあって、コメント投稿いただく記事の種類は、アクセス割合に比例している。 当ブログの人気記事、アクセスの多いベスト3は下記…

ジョジョリオンの路線変更、あれこれの要素への感想

イタリア・ルッカで行われたマンガアニメのフェスティバルに、荒木先生が登壇。「ジョジョはジャズコンサートの要領で描かれていて、シリーズ全体の終わらせかた 頭の中にイメージはあるが、そこにどうやってたどり着くかが、描いている自分にもまだ分からな…

「無敵のヒーロー」から遠く離れて

このブログ記事で、本ブログの記事は200本目の投稿になる。数字にとくに意味は無いが、数字の節目が積み上がってくるのは何となく嬉しい。 本ブログでは、ジョジョ7~8部のことを主に書いているが、これは現在進行中の部であるからで、個人的には、ジョ…

お盆休みに聴く「砂の惑星」

お盆休みになると毎年 家族が実家に帰省して、(仕事の都合上)私1人だけで数日を過ごす。ふだん 仕事や人間関係に忙殺されているときは一人になりたいと思い、家族からも離れて1人きりの充実感を味わうのだが、半日か1日くらい経つと物さみしくなってく…

マンガ 「セブンブリッジ」の感想

セブンブリッジというマンガを読んだ。 板橋しゅうほうによるSFファンタジーで、白雪姫を中心に、いろんな童話・ファンタジーの要素を盛り込んだ想像力豊かな作品だった。 ジョジョとほとんど関係ない話題となり、すみません。付け足しのように加えると、本…

「何が起こっているのか分からない」 ジョジョに特徴的な場面描写

ウルトラジャンプ 2019年7月発売の最新号を読んだ。常敏・つるぎとオージロー、マコリンの戦いが描かれた話で、スピーディーに決着して面白かった。 常敏のスタンドがどのような罠をしかけたのか、オージローはどうしてプールに飛び込み、マコリンは誰…

プロ野球、キン肉マン、ジョジョ 豪傑たちの生き様を追う

(ジョジョと殆ど関係ない記事となり、すみません。ジョジョリオンの連載を毎月読んでいますが、月刊誌ゆえか展開が遅く、こまめに感想を語りづらい雰囲気があります。オージロー再登場の意外さ、つるぎと同級生 子どもと保護者たち、黒柳徹子のような学校長…

「海獣の子供」感想

ジョジョとほとんど関係ない話題で恐縮ですが、映画「海獣の子供」を観に行った。 宇宙が人の形(頭があって、胴体や手足がある)になって、宇宙=人=地球を表現するのは陳腐でどうかと思ったが、全体的に映像が凝っていて、どこまで凄いモノを見せるのか?…

正統と異端 (オカルトとは何か)

2014年の春 このブログで、「ジョジョはなぜ気持ち悪いのか?」という記事を書いたことがあった。 ジョジョは、なぜ気持ち悪いのか? - ジョジョ読者のブログ 当時 ムーなどの編集によるミニムック、拷問と処刑、天使と悪魔、心霊現象やカルトを取上げた…

座右の銘、心の泉

いわゆるミッションスクール、キリスト教系の学校法人に就職することになって、キリスト教や西洋史、中近東地域の古代史をいろいろと調べて読んでいた。 いろいろとものを見る目が拡がったのは良かったし、楽しかったのだが、結論として、自分はクリスチャン…

イチロー引退会見より、抜書き

私が転職活動を行っていた昨年秋~今年の冬にかけて、作家の橋本治さんが亡くなり、貴乃花はカエルの絵本を発表し、イチローが東京ドームで試合に出て引退した。 自分が二十代のとき、橋本治の本をよく読んだり、貴乃花は少年ジャンプにまで登場した破竹の勢…

椛島勝一氏は挿絵画家で、椛島編集のおじいさんだった。

ウルトラジャンプの最新号を買うと、「荒木飛呂彦原画展ー冒険の波紋ー」を、2020年1月 長崎県美術館で巡回開催します、とニュースが載っていた。 それだけなら、なぜ長崎?とは思ったものの、原画展がそこそこ人気あるのだな というだけの感想だったが…

ジョジョ8部、キリスト教に基づいたテーマと認識する(覚え書き)

仕事の関係でキリスト教のあれこれを調べていて、新訳聖書 4つの福音書を読んだ。 福音書を読んで、クリスチャンに入信しようとは思わなかったが、とても面白く、興味深い示唆や学びを得た。 そして、福音書を読んで今更ながらに気づいたのだが、 現在連載…

ジョジョシリーズ 「究極の肉体」と「究極の精神」描写の移り変わりと、5部~8部への辛めの評価

ジョジョ5部と6部のコミックスを、実家から取り寄せてひさしぶりに通読した。(下記、私自身の率直な感想ではありますが、「過激」な意見も含み、万人向けではありません。あしからずご了承ください) 5部の中盤、イルーゾォの辺りからとみにバトルが分か…

スティール・ボール・ラン キリスト教と関わりつつの総括

ジョジョとキリスト教の関わりに主眼を置きつつ、7部のストーリーとテーマを総括しようとする記事です。 ジョジョ展みたいなシリーズ歴代主人公集合企画があるとき、ジョナサンがシーザー風バンダナ、ジョセフが飛行帽、7部からはジョニィが登場するのが恒…

「運命」と戦う主人公たち ジョジョシリーズの通観、ジョジョリオンのクライマックス予想

実家に本を取りに行き、ジョジョ5部6部のコミックスなどを手元に取り寄せた。5部コミックスを47巻から読み直して、5部文庫本あとがきなど周辺の資料を見返していた。 5部文庫本の作者あとがき、ジョジョメノンの作者インタビュー、4部リミックス本の…

ジョジョ6部 キリスト教と関わりつつの総括

ジョジョとキリスト教の関わりに主眼を置きつつ、6部のストーリーとテーマを総括しようとする記事です。 6部は、5部で示された「運命の奴隷」モチーフの進化、「人間は、産まれながらに罪を背負う」ことの深化と追求が図られた。 「罪人」として、罪を背…

ジョジョ5部 キリスト教と関わりつつの総括

ジョジョとキリスト教の関わりに主眼を置きつつ、5部のストーリーとテーマを総括しようとする記事です。 ジョジョにまつわる小話として、連載直前の週刊少年ジャンプに「驚異の二重人格者ジョジョが登場!?」みたいなウソ予告が載ったという小話がある。(…

ジョジョ5部と6部の難点 (ジョジョとキリスト教の関わり、端書き)

仕事の関係でキリスト教とそれに類比・対置する思想哲学を調べる必要があって、自分なりにあれこれ読んでいた。まだまだ調べて実践し、確かめている最中であるが、途中でふと気がついたことがあり、「ジョジョのシリーズ、中でも5部と6部、7部以降の展開…

「お伽草紙」と「人間失格」  太宰治と吉良吉影のアント/シノ的二元論

(下記 ほとんどジョジョと関係ない記事であり、私の読書メモです。 ジョジョリオンの連載は次号休載、つるぎと密葉の行方が気になりますが、幕間の暇つぶしとしてご覧ください) 仕事の参考に、ふと太宰治の「お伽草紙」を手にとって読んだところ、とても面…

ジョジョリオン 「収穫へのカウントダウン」

ジョジョリオンの連載をけっこう楽しみに毎月読んでいて、ウルトラジャンプでは他に、オオカミライズともののがたりをある程度楽しみに読んでいる。 (メランコリアは、最初の数回 面白かったのだが、話が繋がっているような繋がっていないようなややこしさ…