ジョジョ原画展の開催が近づいていて、ジョジョをめぐるさまざまな話題がメディアから出ている。ジョジョサピエンスというアンケート企画で、ジョジョの好きな部を問う質問があったが、3~5部が人気で、現行の8部は1部と並んで最下位だった。 ジョジョリ…
インターネットの巷談を読んでいると、「ジョジョリオンの岩人間は、2部の「柱の男」のリメイクじゃないか」という意見を読むことがある。 1部→7部へのリンクと同じく、2部→8部への重ね合わせはありうるし、人間ではない超生物という点で、柱の男と岩人…
ウルトラジャンプの最新号と、岸部露伴は動かない2巻が同時に発売され、買って読んだ。 ジョジョリオンの連載は新展開で、密葉さんを誘惑するハンサムなドクターが出てきた。ロカカカの枝を奪いに来た2人のうちの1人で、岩人間の最後の一人と思う。 (個…
人生で(多分)はじめて週刊少年チャンピオンを買い、「ドカベンの最終回」を読んだ。 岩鬼と山田、陰と陽の2人の主人公に焦点を絞ったラストで、最後の見開きのホームランは圧巻だった。 ドカベンは、甲子園編は、二年の春まで読んで、殿馬がハイジャック…
4月1日 日曜日の休日、近所のお寺に花見に行って、待ち合わせ中の暇つぶしに思いついたメモ。 ジョジョの旧世界(1~6部)と新世界(7、8部以降)について、荒木先生のインタビューによれば、新世界は旧世界の「語り直し」として、意識的にテーマやキ…
スティールボールラン 文庫本16巻が発売されていることを知り、荒木先生のあとがき目当てに、買って読んだ。連載中のジョジョリオンを含めて、物語をどう終わらせるかについての作者の考え、スティールボールランのラストに触れた内容だった。 作者の思い…
ジョジョをはじめとする様々なマンガ、その他映像作品、音楽、さまざまに対して思う疑問。「作品」は誰のものか? 著作権や商品化権のことではない。 私自身の感覚的なところを述べると、「読者」である自分の立場からは、作者:読者=6:4、7:3、8:…
今年で5年くらいになるのであるが、自宅の中庭でカメを飼っている。最初は近所を歩いていたイシガメを捕まえたのがきっかけで、その後 ホームセンターでアカミミガメを2匹飼って、これを長く育てることになった。 「日本イシガメのよもぎさん」のような気…
きっかけがあって、年末くらいから本腰を入れて、教育関係の勉強をしています。 教育関係の本とは別に、ジョジョやウルトラマン、プロ野球なんかの趣味に触れたりもするわけですが、「ウルトラマンはなぜシュワッチと叫ぶのか?」という本を読んだ読書メモ、…
2013年の秋 「理想のベストナイン」という記事で、ジョジョシリーズの主人公たちで野球チームを組んでみたことがあった。(他愛の無いヒマつぶし。プロ野球がオフシーズンになると、こういう空想遊びで野球的な楽しみを充たしているようです) 1番センタ…
ウルトラジャンプ 2018年1月号が発売され、買って読んだ。 東方家の敷地で、最後の戦いのエピソードが始まった感じで、ロカカカ収穫までの時間表示が、いかにもアラキマンガっぽい、理詰めの盛り上げ方な感じがする。(植物鑑定人のリフトで、ポールの…
切通理作氏の著書で「怪獣少年の復讐」という本があり、ときどき読み返している。特撮関係者へのインタビューを一冊の本にまとめたもので、第2期ウルトラシリーズ、1970年代の特撮・子ども文化に興味ある方には、なかなか面白い本である。 同書の4章で…
(ジョジョに殆ど関係のない話題ですみません。円谷特撮、ウルトラマンタロウを視聴した感想の記事です) ウルトラマンタロウ DVDボックスを購入し、1年近くかけて全53話を視聴した。 ウルトラマンシリーズを視聴するのは「老後の楽しみ」で、各シリーズ…
ジョナサン・ジョースターは1868年、明治元年の生まれである。 「荒木飛呂彦の漫画術」p92によれば、ジョナサンとディオの1部は1888年、ジョセフの2部が1938年、そして第3部が1988年の話と、50年刻みで100年の時を駆ける3部作が…
ウルトラジャンプ 2017年11月号、ジョジョリオンの最新話を読んだ。岩人間・岩ペットとの決着、プアートムが出てきたところまでの話で、今後の伏線がいろいろと張られた話だった。 ドロミテ、アーバンゲリラとソラティド、プアートムと明らかに「異形…
1991年頃、宅八郎が「さんまのまんま」に出演したときに、「承太郎がポケットに手を入れてたたずむ、キャッチフレーズグランプリのTシャツ」を着ていた。(ジョジョ24巻の表紙になっている、承太郎の背後にドジャーーンとかハートマークとか、いろんな…
ジョジョシリーズを続けて読んできた方であれば、6部ラストの大きな「断絶」、7部以降への「転回」について、ひとこと語らずにはいられないものだと思う。6部のラストが謎めいた解釈を残していることもあるし、キャラクターや舞台設定に没入するタイプの…
素人の覚書で恐縮ですが、ジョジョのマンガのイメージと、音楽(洋楽)のイメージが結びつくことがあります。作成中のメモ書きです。●カーティスメイフィールドの「スーパーフライ」 アルバムタイトル曲のスーパーフライを聴くと、ジョジョの表紙絵、カラー…
(ジョジョとはあまり、直接的に繋がらない話題ですみません。自分自身の趣味嗜好を整理するためのメモ書きです)私の好きな作家たち ということで、マンガ家ではジョジョの荒木先生、鳥山明先生、水島新司、望月ミネタロウ、手塚治虫。文章を書く作家さんで…
5月の休日 子供たちの遊びの付き添いで、公園に行くことがあった。地域のお祭りをやったりしていて、多くの子供たちで賑わっていた。ボルダリングよろしく5mくらいの石壁を登る子供がいて、滑落しないか、見ていてハラハラした。小学生から幼稚園くらいの…
ジョジョ5部に登場するカプリ島を、10年ほど前に訪れたことがある。風光明媚で夢のような青空が広がっていたが、(最近 カフェで立ち読みした本によると)カプリ島は同性愛の聖地でもあったらしく、皇帝やお金持ちが愛人を囲みたくなるのも頷けるような、…
「東スポ裏通り」のようなタイトルであるが、「街頭 淫タビュー」や「ボッ起ン画像」のようなエロい情報をまとめた記事ではありません。個人的に思うところ、人生の裏通り的な事柄の箇条書きです。(最後のほうで、ジョジョにも触れています)・XTC Oranges …
ジョジョリオンの連載 ダモカンの過去編が始まった辺りから、ウルトラジャンプをだいたい毎月買って読む習慣になっている。月間でも週間でも、連載1回ごとに「引き」があって、次回の展開を想像する楽しみがあることは同じだ。連載の合間を待つことはじれっ…
水木しげる先生のエッセイ「人生をいじくり回してはいけない」を読んだ。税務署や世間の冷たい仕打ちに心が折れて、クジけていたときに手にとったのだが、南伸坊デザインのゆるい表紙につられて手にとった、水木さんのエッセイはとても面白く興味深いものだ…
ジョジョを野球選手に例える 8部、ジョジョリオン編。ただし、ジョジョリオンはまだ連載中で物語のかたち・イメージが固まりきっていないため、あくまで「作成中」の扱いです。2014年~最近にかけて、オリックス・バファローズに注目してプロ野球を観る…
2017年のお正月に、「ジャンプ流 荒木飛呂彦」が発売された。荒木先生の仕事場の様子や、マンガを描くときの詳細な様子が動画で紹介されていて、記録映像としてとても興味深い。自分は一度、「岸部露伴は動かない ルーブル編」の原画展を見に行ったこと…
ジョジョリオン 14巻とウルトラジャンプ 1月号(60話の掲載号)を、買って読んだ。ジョジョリオン 60話は、ゾンビ化した少年とおばさんが定助に襲い掛かってくる話で、ゾンビがあげる奇声、何種類あるのかと思うほどのバリエーションの豊富さがいい感…
ウルトラジャンプ11月号掲載のジョジョリオン 59話、極簡単なメモ書きの感想です。「池の辺に住む男 ①」というタイトルの話で、神社のほとりに住む四肢欠損の男、岩人間の長老格の男(?)が登場した。一目見た時、「乙武さん」がジョジョに現れたと思っ…
「荒木飛呂彦の漫画術」に、絵とは何か、荒木先生が自説を述べるくだりがある。 ここで改めて、絵とは何か、という話をしたいと思います。 絵の本質的な役割は、見えないものを可視化して伝えることだ、と考えています。 描き手はいったい何を伝えたいのか、…
(下記 ジョジョとは殆ど関係のない記事となり、申し訳ありません。プリンスのThe Rainbow Childrenを中心に、自らの思うところを述べた極個人的な記事です)今年の夏 めでたく40歳を迎えることができた。40歳という年齢は人生の折り返し地点を過ぎてお…