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ジョジョ読者のブログ

ジョジョの奇妙な冒険の感想、批評、考察を書いています。

「遊び」の生命

岸部露伴は動かないの短編集が、ちかく発売される。

最近の「動かない」には、後姿だけのジョウスケや、億泰康一が出てきて4部杜王町を彷彿させ懐かしいシーンがある。

手塚治虫スターシステムにならって、あるいは映画の特別出演のように、かつてのキャラが少しだけ出演しているのだとほほえましくなる。

 

世間諸々の感想を読んでいると、「動かない」シリーズの露伴たちと、4部8部の杜王町とで設定が合わなかったり違っていたり、整合性が取れていないのは問題だ という人がある。

4部と8部の連関はともかく、ジョジョシリーズ(本編、正史?)と離れた短編集にまで設定の整合を求めてもしょうがないのではないか? と思うんだけど不思議だ。

 

数十年ぶりにテレビゲームを買って、ルイージマンション2をクリアしたんだけど、テレサや宝石を全て集めたり、あまつさえノーダメージでクリアすることに情熱を燃やす人があるそうだ。

ジョジョシリーズの設定への整合性を細かく求めたり、ゲームを完膚なきまでにクリアすること、いずれも部分的には高み・精緻さを求めた行為なのだけど、すこしバランスが悪いように思う。

マンガやゲームは、一歩引いて眺めれば娯楽の一ジャンルであり、「遊び」に生命を吹き込んでいるのは一種の自由さ、気軽に楽しんで出たり入ったりできる風通しの良さにあると思うからだ。