ジョジョ読者のブログ

ジョジョの奇妙な冒険の感想、批評、考察を書いています。

2019年の振り返り

2019年の暮れが押し迫って、今年のマンガ読書を振り返ると、ジョジョリオンはあまり面白くなかった。院長先生とのチェイスが延々と続いていた感じだった。

キン肉マン オメガ編の連載も読んでいるが、最近に読んだ1巻~60巻のインパクトが強い。

手塚治虫 火の鳥も、黎明編から太陽編までを読み返して、あらためて面白さに感動した。

 

マンガを読んでいて良かったな と思うのは、人生で何かしら大きな決断をしたり、何か困ったことが起きたとき、判断や意思決定をするときに、マンガのイメージやシーンが浮かぶことがある。

意識してマンガを思い出す、というのではなくて、何とはなしに頭に思い浮かんで、判断や決断を助けることがある。

マンガに限らず、文字の本もそうだし、誰かと話したこと、自分自身で体験したことなどが総合して、自分の中の「判断基準」を形作ってるのだと思うが、マンガは絵とストーリーが付いているので、頭に浮かびやすいのかもしれない。

 

今日 仕事と生活において、不正を隠すか隠さないか、正しくないことを見過ごすか見過ごさないか みたいな判断を迫られることがあった。

自分の中で違和感・嫌悪感が湧き上がって、ジャイロが馬上のルーシーに説教しているシーン、ジャスティスマンが「ギルティーッ!」と叫んで相手をマットに叩き落としている場面が浮かんで、正しくないことはやっぱり止めよう と思い到ったのだった。

 

今日はクリスマスイブで、クリスマスは本当はイエスキリストが産まれた日では無い とかいろいろ曰くがあるらしいのだが、

北半球においては、冬至を過ぎて、冬から春に向かい始める日頃であることは間違い無い。

あぶさん 南海からダイエーに身売りしたくらいの時期、カコが主役のエピソードで、

長年の片思いが終焉にいたり、ひとり涙をこぼした後、「冬来たりなば春遠からじ」とつぶやく話がある。(カコのセリフ、本当は口語調のやわらかい言い回しだったのですが、思い出せずすみません)

 

今年1年を振り返って、色々なことがあったなあ という気がするが、冬来たりなば春遠からじ というのが、今の心境である。

ブログ読者の皆様にとって、来年一年がよい年になりますように。