ジョジョ読者のブログ

ジョジョの奇妙な冒険の感想、批評、考察を書いています。

ゴージャスな精神

ちいさこべえ2巻が発売されており、読んだ。以前にも触れたが、お茶の間と東京怪童 作者の前作を突き詰めて発展させたような漫画だ。

派手な事件が起きるわけでなく、描写も淡々としているが、間がよく、時間と空間に風が流れているかんじがする。

 

ジョジョ、ちいさこべえ 好きな漫画を読んでいると、人間のあれこれについて思ったり考えたりする。

人間はまず衣食住の確立に奔走するが、これが満たされると、美意識の向上・美学の確立を目指すようになる。

自分自身の解釈、感覚だけどそのような気がする。

ジョジョのコスプレをしたり、わけのわからない限定グッズをコンプリートするのではなく、いわば「ゴージャスな精神」を身にまとう。それがculture(心を耕す)ということであり、ジョジョやちいさこべえ他が実践している贅沢だと思う。