ジョジョ読者のブログ

ジョジョの奇妙な冒険の感想、批評、考察を書いています。

椛島勝一氏は挿絵画家で、椛島編集のおじいさんだった。

ウルトラジャンプの最新号を買うと、「荒木飛呂彦原画展ー冒険の波紋ー」を、2020年1月 長崎県美術館で巡回開催します、とニュースが載っていた。

 

それだけなら、なぜ長崎?とは思ったものの、原画展がそこそこ人気あるのだな というだけの感想だったが、キャプションの記述を読んで驚いた。

 

荒木先生の初代編集 椛島良介氏の祖父である椛島勝一氏(挿絵画家)の作品が、長崎県美術館に所蔵されている縁もあり、同原画展の開催が決定した とのこと。

www.nagasaki-museum.jp

椛島編集は、荒木先生のデビュー前からの担当で、ジョジョ3部終了までを手掛けた方。

エジプトの古代文字が読めたり、澁澤龍彦やコリンウィルソンを荒木先生に薦め、「DIOはエジプトに居る」とアイデアを出し合っていた編集者である。

ジョジョベラーにて、2人の対談が載っています)

椛島編集のおじいさんがイラストレーターだったのは驚きで、半端なく絵が上手く、孫の椛島氏に到るまで、文化的な血脈が受け継がれていたんだ と納得した。

 

上記リンク 長崎県美術館の情報で、椛島勝一氏の原画もいくつか紹介されています。

もし長崎に行く機会があれば、市川森一ウルトラシリーズほかの脚本家)ゆかりの図書館や教会を訪ね、長崎県美術館にも立ち寄ってみたい。そんなことを思った。