ジョジョ読者のブログ

ジョジョの奇妙な冒険の感想、批評、考察を書いています。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あの物語のその後 凡事徹底が、異常へと昇華する  ちいさこべえ、ジョジョ、イーストウッド、ドラゴンボール

あまりジョジョと離れる話のようで恐縮ですが、望月ミネタロウ「ちいさこべえ」の話です。 望月ミネタロウ「ちいさこべえ」という漫画の1巻が発売されていて、購入し読んだ。山本周五郎が書いた江戸時代の小説を、2012~13年の現代に置き換えている。…

「謎」と「泣ける」要素 5部~8部

「謎」と「泣ける」要素 5部~8部。 5部からは、人情話ではないが、「泣ける」要素と「謎」要素が意識的に前面に押し出されてきてる感じがするが、個人的には感情移入、設定やファンタジーにのめりこみにくくなった。 初読時の年齢にもよるだろうが、作品…

「謎」と「泣ける」要素 1部~4部

映画の掟によると、サスペンス(物語)を成り立たせる5つの要素の内、「謎」と「泣ける」がもっとも大切な要素だという。 1~4部の上記要素について、思いつくところを挙げていく。 1部 謎 ☆☆☆☆ 石仮面の謎、吸血鬼の謎。どうやって怪物を倒すのか 泣け…

「サスペンス 5つの要素」による、ジョジョ1~8部の作品評価

映画の掟にならって、ジョジョ1~8部を「サスペンス 5つの要素」で作品評価をしてみた。 各要素 ☆1つ~5つまで、合計25点満点。100点満点に換算した点数も表示。 1部 謎 ☆☆☆☆ 感情移入 ☆☆☆☆ 設定描写 ☆☆☆ ファンタジー性 ☆☆☆☆ 泣ける ☆☆☆☆ 合計 …

荒木飛呂彦の超偏愛!映画の掟 感想

荒木飛呂彦の超偏愛!映画の掟 集英社新書を購入し、読む。 どうでもいいけどスゴイタイトルで、本屋さんに書名を尋ねるのがちょっと恥ずかしかった。 中身は、荒木ヒロヒコの映画鑑賞ノート、漫画製作のための分析メモ その一端を読ませてもらったという感…

ジョジョリオン4巻、ウルトラジャンプ5月号の感想

ジョジョリオン4巻、ウルトラジャンプ5月号を同時に買い、読む。久しぶりにジョジョの新作を読みました。以下 その感想、予想です。 4巻とウルトラジャンプ5月号(ジョニィが登場する回)をあわせて読んで、ようやくジョジョリオンの物語の全体像が見え…

ドラゴンボール 2004年に書き加えられたラストシーン

ジョジョと殆ど関係なくて恐縮ですが、ドラゴンボールの話です。 ドラゴンボール完全版 34巻だけを持っていて、このほど読み返した。 自分にとって2大影響を受けた漫画の一つがジョジョ、もう一つがドラゴンボールおよびアラレちゃん 鳥山明先生が描く一…