ジョジョ読者のブログ

ジョジョの奇妙な冒険の感想、批評、考察を書いています。

ジョジョとゲーム

当ブログのアクセス解析、インターネットで記事を書くことの反省

このブログを開設させて頂き、沢山の方がアクセス、記事を読んでいただきありがたいことだと思う。ときどきコメントを頂くことがあって、コメント投稿いただく記事の種類は、アクセス割合に比例している。 当ブログの人気記事、アクセスの多いベスト3は下記…

ジョジョとドラクエ 三部作の凄みを語る

ドラゴンクエスト2に続き、ドラゴンクエスト1、ドラゴンクエスト3をクリアするまで遊んだ。「ジョジョとゲーム」というカテゴリで、たびたびドラクエに触れてきたのですが、ジョジョとドラクエは、三部作で一つのサーガが完結するという共通点があるし、…

ゲームの名作、ドラゴンクエスト2

ドラゴンクエスト2(ファミコン版)を、発売当時以来 29年ぶりに再プレイした。実家に眠っていた古いファミコンカセットを探し出し、カセット端子の汚れを取り除き、中古品のファミリーコンピュータ(本体)を購入し、ようやくプレイすることができた。子…

マンガの基本4大構造から探る、ゲームの面白さと独自性

「荒木飛呂彦の漫画術」によれば、マンガには「基本となる4つの構造」があり、重要な順に、キャラクター、ストーリー、世界観、テーマ 4つの要素が存在する。これらは互いに影響を及ぼし合って存在し、これらを増幅し統括するのが絵とセリフである。マンガ…

ゲームプレイの略歴と、ノスタルジーの検証

自分自身の好み・体験を振り返ろうということで、私自身が遊んできたゲームの略歴を、まとめてみました。年代順に、自分で買って遊んだソフトを箇条書きで並べています。カッコ綴じになっているのは、友達から借りて遊んで、印象に残っているソフトです。自…

MOTHER3 「END?」でそのまま終わってほしかったクソゲー

(本記事は、ジョジョとほぼ全く関係ない内容になっており、すみません。 否定的な感想を含むので、糸井重里氏とMOTHERシリーズの熱心なファンの方にもあまりお薦めではありません) *** WiiUのヴァーチャルコンソールでMOTHER3をプレイし、クリアまで遊…

「リンクの冒険」と「スーパーマリオメーカー」 / ジョジョのメディアミックスを概観する

引き続きヴァーチャルコンソールでレトロゲームをやり込んでいて、最近は「リンクの冒険」と「ロックマン2」をプレイしていた。リンクの冒険は、小学生当時 ビックリマンワールドと並ぶくらいの「やってみたかったが、結局買わないで素通りしたソフト」で、…

なぜ、ゲームは面白いのか? 「MOTHER2」への、微妙な感想

今 このブログを更新するのであれば、2015年12月17日発売「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」を語るのが本来のはずである。しかし、私はプレイステーション4を持っていないし、そもそもこのゲームを買うつもりが無い。新品で買えば7500…

27年ぶりにプレイした、「MOTHER」の思い出

極個人的に、私の中で、ジョジョと極めて近しい位置にあるゲームということで、MOTHERのことを書きます。(この記事で触れるのはMOHTER1、ファミコンで発売されたシリーズ初代作についてです)MOTHERは平成元年の夏休みに発売されたゲームで、…

大・どんでん返し!

今は昔、とんねるずが20代で最も勢いのあった頃、石橋が「大・どんでん返し!」とよく叫んでいた。ねるとん紅鯨団で、男が手を挙げて告白しようとするときに、別の男が手を挙げて割り込んできたときとかに、石橋の「大・どんでん返し!」がカットインして…

ジョンレノンに捧げるクソゲー

ジョジョ4部 トニオさんのレストランに行く話で、億泰がモッツァレラチーズとトマトの前菜を褒め称えるシーンがある。「お互いがお互いを引き立てあうハーモニー! 高森朝雄の原作をちばてつやが描くあしたのジョー! サイモンとガーファンクルのデュエット…

手作りの魅力

荒木先生がストーンオーシャン単行本のコメントで、トマト栽培になぞらえて「マンガの手作りの魅力、クセを失くしてしまうことの怖さ」を綴っていたことがある。 5部連載時 90年代後半にはパソコン・CGの導入に否定的で、マンガは手作りだからねえ…と述べ…

「遊び」の生命

岸部露伴は動かないの短編集が、ちかく発売される。 最近の「動かない」には、後姿だけのジョウスケや、億泰康一が出てきて4部杜王町を彷彿させ懐かしいシーンがある。 手塚治虫のスターシステムにならって、あるいは映画の特別出演のように、かつてのキャ…

人生の3ステップ

ジョジョベラー限定版が、ぶじ手元に届いた。荒木先生と椛島編集の対談、巻末の作者インタビュー、井藤編集の記事を読んだ限りだが、2万円ぶんの価値はあったと思う。ありがたいことだった。ジョジョベラーの中で、スティールボールランが「輪廻、再生、無…

稀代のクソゲー

自分がはじめて買ったTVゲームソフトは、「キン肉マンマッスルタッグマッチ」だった。 しかし、最初に買ってよく遊んだソフトというとスーパーマリオブラザーズという印象が強く、もやがかかったようで思い出せないでいた。 それが思い出せたのは、バンダイ…

能動的に読む

堀井雄二さんの「虹色ディップスイッチ」という本を読む機会を得た。ドラゴンクエスト1~4をデザイン・製作していた頃に書かれたエッセイをまとめたもので、巻末のゲームクリエイターとのインタビューも興味深い。「ぬお~~、○○だぜっ!」と燃える煽りが…

ジョジョとドラクエ 創作の目指す高み

ジョジョとドラゴンクエストが似ている、という言説がある。自分も、そう思うところがある。 ジョジョとドラクエが似ているのは、1~3までが3部作として連なって成立しており、また1~3によって、その後のシリーズの基盤が出来上がったところだろう。 …