ジョジョ読者のブログ

ジョジョの奇妙な冒険の感想、批評、考察を書いています。

2016-01-01から1年間の記事一覧

ジョジョリオン14巻の感想 「金」と「病気」で語る現代社会

ジョジョリオン 14巻とウルトラジャンプ 1月号(60話の掲載号)を、買って読んだ。ジョジョリオン 60話は、ゾンビ化した少年とおばさんが定助に襲い掛かってくる話で、ゾンビがあげる奇声、何種類あるのかと思うほどのバリエーションの豊富さがいい感…

ジョジョリオン 59話の感想(メモ書き)

ウルトラジャンプ11月号掲載のジョジョリオン 59話、極簡単なメモ書きの感想です。「池の辺に住む男 ①」というタイトルの話で、神社のほとりに住む四肢欠損の男、岩人間の長老格の男(?)が登場した。一目見た時、「乙武さん」がジョジョに現れたと思っ…

見えないものを可視化する  手塚治虫の「アラバスタ―」、「マンガの描き方」

「荒木飛呂彦の漫画術」に、絵とは何か、荒木先生が自説を述べるくだりがある。 ここで改めて、絵とは何か、という話をしたいと思います。 絵の本質的な役割は、見えないものを可視化して伝えることだ、と考えています。 描き手はいったい何を伝えたいのか、…

The Rainbow Children 40歳の節目に抱いた、極個人的な感想

(下記 ジョジョとは殆ど関係のない記事となり、申し訳ありません。プリンスのThe Rainbow Childrenを中心に、自らの思うところを述べた極個人的な記事です)今年の夏 めでたく40歳を迎えることができた。40歳という年齢は人生の折り返し地点を過ぎてお…

1890年 スティール・ボール・ラン 記者会見

最近、仕事と趣味を兼ねて、にわかに世界史を勉強し出している。宮崎正勝「スーパービジュアル版 早わかり世界史」という本が、最初に読んで面白かった本で、暗記事項の詰め込みだと思い込んでいた世界史から、「理解して、歴史の動きを捉える」面白さに目覚…

ジョジョリオン55話の感想、予想  漫画ゴラク・サンデーへの追慕

ジョジョリオン 55話、ダモカンと決着し、東方花都が登場するまでの話を読んだ。ダモカンとの戦いはスカッとする決着で、ゲスがゲスらしく振舞い、キッチリやっつけられるのがスカッとする。ダモカンが頭を貫かれて「ぺぎゃ」と呟いたり、双子の頭に木の枝…

ギーガーの「エイリアン」と、ジョジョのスタンドたち

「ブックオブエイリアン(the book of alien)」という本があり、映画「エイリアン」のさまざまなデザイン画、創作の裏話が掲載されている。メビウスによる宇宙服のデザイン画があり、一目で観て分かる素晴らしさですが、最も目を引くのは、H・R・ギーガーに…

ジョジョで後付け設定が追加され、矛盾が生まれるのはなぜか?

ジョジョを読んでいると、後付け設定が追加され、矛盾が生じることがたびたびある。有名なところでは、1部連載時 (ジャンプ誌上で)ツェペリさんの死に際で「自分には家族が居なかった」ことが語られたが、2部になって、孫のシーザーが登場する展開となり…

「プリンスのこの曲が、ジョジョのこの部分に影響を与えたんじゃないか?」 

ミュージシャンのプリンスが亡くなり、寂しい気持ちではあるが、生前に製作された楽曲が数多あり、ipod プリンスのプレイリストを、たびたび聴き返して楽しんでいる。プリンスとジョジョ、両者の作品をご存知の方には自明の事柄であるが、ジョジョ(荒木飛呂…

Wherever U go, whatever U do  プリンスの死去を悼む

4月21日 夏目房之介の「ドラゴンボール試論」(「マンガの深読み、大人読み」に収録)を読み、ペンギン村以来の鳥山明ファンが確かにいることに胸を熱くした後、同日の夕方 事情があり、仕事/生計に関わる大きな取引を急遽 手配した。(普段からインター…

ジョジョリオン53話 過去編が完結し、「無かったことにされるだろう伏線」を整理する

ジョジョリオン 53話、ジョセフミと吉良が壁の目で一体化するまでの話を読んだ。過去編の展開はとても面白く、2人の友情と信頼、経済ヤクザたるダモカンの迫力に恐々としながら引き込まれて読んだのだが、コミックス1巻~11巻まで描かれたエピソード、…

フェヒナーの法則と、不易流行

理数系の新書本を、雑学+中高科目の復習として、ときどき読み返すことがある。京極一樹 著「中学・高校数学のほんとうの使い道」という本があり、なるほどと思わされる一節があった。 「人間の感覚は刺激の対数に比例する。これをフェヒナーの法則という。…

「時よ止まれ、おまえは美しい」  /  ジョジョ7部・8部で描かれつつある、新境地について

ジョジョ3部 DIOに、「ザ・ワールド 時よ止まれ!」という決めゼリフがある。DIO(ディオ・ブランドー)は石仮面を被って人間を超えた吸血鬼となり、さらにスタンドを身に付けて、肉体・精神ともに「ブッチギリで、人間を超えた存在」になった。世界の全て…

ジョジョリオン52話 「信頼」 の感想

ウルトラジャンプ 50話の掲載号からは毎月買って、最新話を逐一読んでいる。ジョジョリオンの12巻も発売日に買って、あわせて読んで、ダモカン登場以来のテンションの高まりに面白く読んでいるところである。カレラ登場時のエピソードであったり、1巻か…

ジョジョとドラクエ 三部作の凄みを語る

ドラゴンクエスト2に続き、ドラゴンクエスト1、ドラゴンクエスト3をクリアするまで遊んだ。「ジョジョとゲーム」というカテゴリで、たびたびドラクエに触れてきたのですが、ジョジョとドラクエは、三部作で一つのサーガが完結するという共通点があるし、…

ゲームの名作、ドラゴンクエスト2

ドラゴンクエスト2(ファミコン版)を、発売当時以来 29年ぶりに再プレイした。実家に眠っていた古いファミコンカセットを探し出し、カセット端子の汚れを取り除き、中古品のファミリーコンピュータ(本体)を購入し、ようやくプレイすることができた。子…

マンガの基本4大構造から探る、ゲームの面白さと独自性

「荒木飛呂彦の漫画術」によれば、マンガには「基本となる4つの構造」があり、重要な順に、キャラクター、ストーリー、世界観、テーマ 4つの要素が存在する。これらは互いに影響を及ぼし合って存在し、これらを増幅し統括するのが絵とセリフである。マンガ…

ドクタースランプ→ドラゴンボール→COWA!へと続く、鳥山明作品の大団円

私事ですが、この春に自宅を購入することになった。30歳で結婚して、40歳で住処を固めてと、10年ごとに人生の節目が訪れている気がする。(50歳で行方不明、60歳で白骨化した遺体が発見される、という展開にならないよう気をつけたい)そんな折、…

ジョジョリオン 50話までの、ストーリーのアウトラインと、今後 気になる3つの「謎」

ゲームや映画の話題を離れて、ひさしぶりに、ジョジョリオンのことを書きます。ウルトラジャンプ 最新号が発売され、吉良とジョセフミが過去に出会ったときの話を読んだ。公園のベンチでジョセフミと吉良が語り合うシーンは印象深く、久しぶりに「カッコいい…

ゲームプレイの略歴と、ノスタルジーの検証

自分自身の好み・体験を振り返ろうということで、私自身が遊んできたゲームの略歴を、まとめてみました。年代順に、自分で買って遊んだソフトを箇条書きで並べています。カッコ綴じになっているのは、友達から借りて遊んで、印象に残っているソフトです。自…

MOTHER3 「END?」でそのまま終わってほしかったクソゲー

(本記事は、ジョジョとほぼ全く関係ない内容になっており、すみません。 否定的な感想を含むので、糸井重里氏とMOTHERシリーズの熱心なファンの方にもあまりお薦めではありません) *** WiiUのヴァーチャルコンソールでMOTHER3をプレイし、クリアまで遊…