ジョジョリオン 2018年12月発売のウルトラジャンプ、羽先生が倒されるまでの話を読んだ。
(ブログ記事では取り上げていないが、ウルトラジャンプが出るたび毎月買って読んでいる。今月号はとくにひどく、ジョジョリオン以外は目も当てられない些末なエロ漫画読み切りのオンパレード、あるいは絵が上手くグロ描写に力を入れてはいるもののストーリー性に欠けるイマイチな漫画が多かった)
密葉さんが最後 鼻を失ってしまったところで終わるが、美容整形にハマっていた身勝手な女性が妊娠を知り、母性を手に入れたところで終わる。
荒木先生の映画本で「シュレック」を取上げて、(いわゆる)おとぎ話のひっくり返し、真の美醜は何か?を問う展開を褒めていた。密葉さんと羽先生のオチは、これらを思い起こさせるものがあった。
康穂の元カレ トオル君は、もう出てこないのだろうか?
「新ロカカカの収穫まであと10日」とあるので、あと1~2つ エピソードを挟む筈である。
もう出てこない気がするが、カレラとトオルが再登場して、定助と康穂、常秀をめぐる恋愛トラブルみたいなものを描いて、ロカカカの話に繋げていくかもしれない。
羽先生は強かったのか弱かったのか微妙だが、ギャグのような倒し方で、あえて間の抜けた決着を狙っていたのは面白いと思った。
もう1人 最後の岩人間は、吉良ホリーとロカカカの研究で因縁のあった人物の筈。もしかすると、名前だけが登場している、吉良吉影のお父さんかもしれない。
ジョジョ1~3部のようなバトル、血潮が湧きたつような高揚感はありませんが、今の展開は枯れた味わいがあって、世の中を俯瞰して見ている感じがそれなりに面白い。
ただし、ウルトラジャンプの月刊連載は進みが遅く、コミックスでまとめて読んだほうが良いと思う。そんな感じの、2018年末の感想だった。